いじめを受けたときの対処の仕方|学校に行かないという選択

教育

今回は、学校のいじめに関する記事を書いていきます。

  • いじめを受けていても無理に学校に行っている人
  • 子どもが嫌と言っているのに無理やり行かせている親御さん

この2つの立場の人達に、きつい思いをしてまで学校に行く必要性を考えていただきたいです。

いじめの対処法

いじめの加害者を処分する

いじめの対処法として、いじめの加害者を別の教室に移すなどの処分が考えられます。

しかし、いじめは1人だけが加害者という場合よりも、クラスの大勢が加担している場合が多いと思います。実際、直接手を出していなくとも見てみぬフリをしている人はたくさんいます。

よって、クラスの何人かを移したとしても問題は解決しづらいのではないかと思います。(いじめの空気というものができている)

ここで一番重要なのが、たとえいじめの加害者が別の教室に移ったとしても、いじめの被害者はいじめを受けたことのトラウマから、学校そのものに行きたくなくなっている可能性があるということです

ましてや、見てみぬフリをしていた人達は、まだ教室にいるわけで・・・

なんともいえぬ不信感が生まれるのではないかと思います。

学校を休む

別の対処法として、学校を休むということが考えられます。ここで言いたいのが、

逃げてもいいぜ!

学校休んでもいいんだよ!

ということを言いたいです。

そもそも、学校というところは「勉強するところ」と「他人とのコミュニケーションを図るところ」の二つの要素があると思います。

その「コミュニケーション」という部分が、いじめによって侵害されているのならば、学校に行く意味は半減します。

休んだ後にやること

親にできること

学校を継続して休むと子どもが決めたときは、親は勉強の面を必ずサポートしてあげてください。

教えるのが無理だとしても、教材を買うなど、必要最低限のサポートはするべきだと思います。

親は、

  1. 自分の子どもがいじめを受けていることを信じたくない   or
  2. 無理にでも学校に行かせて、問題を解決させる・解決してもらう

ことに重点を置いてしまいがちだと思います。

そんなことよりも、子どもとしっかり話し合うことが大事です。

話し合うときも、自分の価値観を押し付けてはいけません。たとえ自分の子どもでも、親と子どもは別人です。

そして、最終的に子どもが決めた決断に寄り添うことが大事です。

休んだ本人が考えるべきこと

学校を休んでいることを一種のチャンスだと思ってください。

何のチャンスかというと、将来のことを真剣に考えるチャンスです。

先生に宿題やらなんやらをやらされている教育から、あなたは今解放されています。

学校という閉ざされた空間から解放されたと思ってください。

いろいろやらさられていると目の前のことで精一杯になりがちですよね。

せっかく休んでいるのだから今のうちに人生計画を立ててみましょう。

将来自分が何になりたいか(将来の夢)を考える。夢が無ければどういう生活をしたいか考えてみてください

例えば、Youtuberになりたいとか、好きな漫画をずっと読んで暮らしたいとか、好きな野球を大人になっても続けたいとか、とにかく結婚したいとか笑

誰しも、将来どう過ごしたいかは思い浮かぶと思います。(コツは自分の好きなものを連想していくことです)

どんな生活をしたいか決まったら、そのために何をすればいいか考えてみてください。

高校生ぐらいなら考えやすいと思いますが、小中学生は考えにくいと思います。そんなときは親に聞くのもありですが、親に聞くよりも、インターネットでめちゃくちゃ調べましょう。ヒントがいっぱいのってあります。

そして実行するんです。今のうちから。

学校に行っている人達にはできない経験です。

せっかくのチャンスを存分に生かしてください。

人生を終わらせるな

いじめられて学校を休んだとしてもぜんぜん人生終わりじゃないですよ。

子どもの頃は学校というものが、世界に思えますが、ほんとにそんなことはありません。

実際、学校の友人関係なんて薄いものです。大人になって会う人が何人いるでしょうか?

たとえ逃げたとしても、新しい場所で新しい関係を築くこともできます。

インターネットが普及した現代において、いろんな選択肢があることを子どもでも知ることができます。

何よりも親が子どもの選択肢を狭めないことが重要です。たくさんの選択肢を与えてあげてください。

人生を終わらせる選択だけはさせないように。