今回はパーソナルハラスメントについて書いていきます。
個人的な趣味などを、他人から馬鹿にされて嫌な思いをしたことはありませんか?
そのようなパーソナルな部分に関するハラスメントの原因と対策を解説します。
パーソナルハラスメントとは
パーソナルハラスメント(パーハラ)は、個人的な趣味やクセなどに対して文句を言われたり、容姿や性格を悪く言われたりして嫌だと思うことです。
容姿や性格に対しての内容もパーハラに該当する可能性があるということです。(パワハラとは別なので誤解しないように)
ここで注目すべきなのは、「文句を言われたり、悪く言われて嫌だと思う」ことは受けての感覚であるということです。
よって、普段何気なく友達に言っていることが実はパーハラになっているケースがあります。
パーハラが起こる原因
パーハラが起こる原因として、みんなと違うもの(変わり者)を受け入れられない日本の風潮が挙げられます。
皆と違う趣味、皆と違う行動。そもそも、皆と違う趣味という意味がよくわかりませんが・・・
このような皆と違うことは一般に「個性」と表されますが、その個性が強すぎると「嫌悪」を抱く人がでてきます。
嫌悪を抱く人が多いと、パーハラも増えていくわけです。
日本人は「和」というものを重視しますが、「和」=みんなに合わせることではないと私は思います。
日本は義務教育の段階で、「みんなに合わせる」ことがあたかも普通のことのように教えています。
パーハラの対策
パーハラの対策として、「相手にしない」ということが挙げられます。深く思い悩まず、聞き流し、「この人は他人の個性が認められない小さい人だな」ぐらいに思えば良いと思います。
日本の教育制度が、「みんなに合わせる」ことに重きを置いている以上、個性を認められない人は必ず出てきます。そういう人の相手をすること自体が時間の無駄です。
ただ、あまりにもしつこく言ってくる場合は相手に対してはっきりと「嫌なのでやめてください」と言うことです。
特に職場の場合は言いづらいかもしれませんが、思い切って言ってみて改善しないようならば、相談窓口に問い合わせることが必要です。
意外と相手は悪気無く言っている場合が多いので、気づかせるためにも言葉で伝えることが大切です。
個性に関して
皆と違うものを持っているというのは何も問題ないと私は思います。
それよりも、「強すぎる個性」という言葉があることに違和感を感じます。
ただひとつ言っておきたいのは、「個性」も社会常識の範囲内での話です。皆と違うことをしようとするあまり、法律に違反するというのはもってのほかです。
「個性」はあえて作り出すものではなく、自然に表れるものだと思ってください。
最後に
パーソナルな問題に対しては、まだまだ理解が追いついていないのが今の日本の現状だと思います。
しかし、インターネット等の普及により徐々に理解も深まってきているのも事実です。
自分が加害者とならないためにも、相手の立場に立って発言することが必要なのかなと思います。
以上、ありがとうございました。