親戚ハラスメントについて|その特徴から日本の親戚付き合いを考える

ハラスメント

現在、ハラスメントは30~50個ぐらい確認されています。(その中で、しっかりと定義づけられているハラスメントは職場のパワハラだけです)

ハラスメント自体、「嫌がらせ」というよりも、「嫌なこと」という意味合いが強いので無限に出てきそうです。

そこで今回は、ハラスメントを自分で作ってみたいと思います笑

その名も、「親戚ハラスメント」です!

親戚ハラスメントとは

親戚ハラスメント(シンハラ)は、「親戚付き合いを強要されるなどして、嫌な思いをすること」と定義づけます。

例として、親から強引に親戚が集まる会に参加させられ、嫌な思いを経験した場合は親戚ハラスメント認定です。

「親戚づきあいに関する嫌なこと」と覚えておきましょう。(私が考えたハラスメントなんで、適当に)

私は、親戚づきあいが薄いほうでシンハラが起こったことはほとんどありません。

その分、慣れてもいないので親戚づきあい自体は嫌いです笑

親に兄弟姉妹がたくさんいたり、祖父母の兄弟姉妹が多かったりすると、親戚付き合いがさかんになりやすいと思います。

嫌なことも起こりやすくなるというわけです。

親戚付き合いのメリット

シンハラを考える前に、親戚付き合いのメリットを挙げていきます。

「親戚付き合いにはメリットとかデメリットとかそういう問題じゃない」と言われるかもしれませんが、そこをなんとかお付き合いください。

一つ目のメリットとして、子どもの頃には、親戚が多ければ多いほどお年玉が多くもらえることです笑笑

二つ目は、困ったときに頼れるということです。友達よりも親戚のほうが安心する場合もあると思います。

すみません、この二つしか親戚付き合いのメリットが思いつきませんでした。(私自身、親戚付き合いがほぼ無いので)

シンハラの本質

ここから、シンハラについて考えていきます。

シンハラは、親と子の間でも起こりますが、一番起こりやすいのは夫婦間だと思います。

結婚した途端、相手の親族との付き合いが非常に増えて、親戚付き合いが面倒になるケースが多く見られます。

勝手な想像ですが、日本では夫から妻に対して親戚付き合いを強要するケースが多いような気がします。(勝手な想像ですみません)

もちろん、妻から夫に対して強要するケースもあると思いますが。

親戚付き合いの必要性

確かに、親戚付き合いは古くからの日本の風習であり、それ自体を義務とする考えがあります。

  1. めんどくさいけども義務だからしょうがない
  2. 嫌々ながら行う
  3. ストレスが溜まる

この繰り返しに陥っている人もいると思います。

ストレスを溜めてまでも、親戚付き合いをする必要はあるのでしょうか?

私は、親戚付き合いをするもしないも本人の自由だと思います。

ただ、どちらの選択をするにしても、核家族化が進む現代社会において、親戚付き合いがどういう意味を持つのか、各々がしっかりと考える必要があると思います。

シンハラの特徴

親戚付き合いをするのは当たり前だと思っており、悪気無く相手に強要してしまうことがシンハラの特徴です。

両者がしっかりと話し合えばよいのですが、片方があきらめて渋々従っているケースが多いと思います。

そもそも、話し合いをしっかり行うことができれば、世の中のハラスメントはだいぶなくなるでしょう。

親族間でのトラブル

ここで、ひとつ怖い話をします。

日本は、親族間での殺人が他国に比べてダントツに多いです。

日ごろのストレスが身内に向けられているのかもしれません。

また、親戚内での遺産相続トラブルもよく耳にします。

めちゃくちゃ仲がよかったのに急にこんなに憎みあうのかと笑っちゃいますよね。

このように、親戚内でも必ず関係がうまくいく保障なんてありません。

今、親戚付き合いでストレスを感じているのなら、思い切って親戚付き合いを止めることもひとつの手だと思いますよ。

最後に

今回は、自分で親戚ハラスメントというものを作り、その特徴から日本の親戚付き合いを考えてみました。

最近は、お盆などで帰省するとき、父親と子どもだけで帰省するという「父子帰省」なるものもでてきています。

この機会に、相手に親戚付き合いを強制していないか考えるべきだと思います。

また、新たなハラスメントを思いついたら書いていきたいと思います。

以上、ありがとうございました。