近年、ハラスメントという言葉をさまざまなメディアでよく耳にします。
そこで、この記事では、
- ハラスメントの定義
- 日本でのハラスメント
- ハラスメントという言葉の使い方
について書いていきたいと思います。
ハラスメントの定義
まずはじめに、日本のハラスメントの定義ははっきりと定まっておりません。
一般的にハラスメントとは、「相手に対して行われる嫌がらせ」と説明されています。また、「本人に悪気はなくとも、相手に不利益を与える行為はハラスメントに該当する」とも説明されています。
ただ、ぶっちゃけこの説明矛盾していると思いませんか?
そもそも嫌がらせとは、意図的にわざと人が嫌がるようなことをしたり、言ったりする行為のことを指すと思います。
嫌がらせと言っておきながら本人が意図的でなくともハラスメントに該当する。
ややこしい!(笑)
よって私は、ハラスメントは受け手次第の「嫌なこと」であると定義づけます。
(もう一度言いますが実際、ハラスメントは職務上のパワハラ以外、しっかりと定義づけられていません。しかも、その職務上のパワハラの定義もわかりづらい笑)
日本でのハラスメント
日本では、「受け手が嫌と思ったらハラスメントだ」というのが定着しており、ニュース番組でもよくそう言ってますよね。
よって、被害者目線で考えられていると思います。
だったらなおさら「嫌なこと」のほうがつじつまが合うと思いませんか?
もうharassmentじゃなくてdisgustingのほうがよくない?笑(英語の知識は無いが一応調べた)
ハラスメントという言葉の使い方
近年の日本は、ハラスメントという言葉自体に振り回されていると思います。
被害を受けた方達も、それがハラスメントかどうか考えるよりも、どんな罪にあたるのか調べ、わからない場合は弁護士等に相談することが先決だと思います。
弁護士等に相談するとき、「私、ハラスメントを受けたんです」と言っても伝わりません。具体的な内容を話しましょう。「上司からコップを顔面に投げつけられた」とかね。
暴行罪、傷害罪、脅迫罪、強制わいせつ罪、さまざまな罪が考えられます。それなのに、ハラスメントという言葉ばかり使っていると、真実がうやむやになることだってありますよ。
なぜならハラスメントは「嫌なこと」なので。「嫌なことがありました」って相談してるのと同じです笑
よって、ハラスメントという言葉を使うのなら、友達や家族との会話において、「今日嫌なことがあったんだ」的な使い方をするのがよろしいかと。
まとめ
- ハラスメントの定義は「嫌がらせ」ではなく「嫌なこと」と考えるほうが日本に適している。
- 実際に被害に遭われている方が相談するときは、ハラスメントという言葉は使わず具体的な内容をしっかり説明する。
以上、今回は日本のハラスメントについて書いてみました。
ありがとうございました。