今回取り上げるのは、「におい」に関するハラスメントです。
その名も、スメルハラスメント。
誰しも、他人の匂いで不快になったことが1つや2つあるのではないでしょうか?
ここでは、そんな匂いに関する悩みをハラスメントを通して解説していきたいと思います。
スメルハラスメントとは
スメルハラスメント(スメハラ)とは、「他人のにおいを臭いと思うこと」です。
スメハラに関しても定義がしっかりと定まっておらず、混乱すると思うかもしれませんが、
嫌がらせようとして、あえて臭くしている人は少ないと思うので、この説明としました。
ハラスメント自体、「嫌なこと」と認識しておくほうがいいと思います。
よって、他人のにおいを臭いと思えばスメハラ認定です。
臭い事例
口臭と体臭
他人のにおいが気になるケースとして、最も思い浮かぶのが口臭と体臭ではないでしょうか。
私自身、鼻が利くほうなので、けっこう口臭と体臭でスメハラが起こることが多いです。
エスカレーターですれ違うときに、誰かしらの「ワキガ」が気になることもあります笑
香水と柔軟剤の香り
口臭と体臭が自分の体から発するものに対して、外部的な要因でスメハラが起こることがあります。
それが、香水や柔軟剤の匂いです。
香水や柔軟剤の匂いを嫌う人も多いようです。「香害」と言われたりもしますよね。
確かに、強すぎる香水のにおいなどは鼻をつまみたくなる気持ちもわかります。
ただ、私は口臭や体臭がくさいよりかは、多少においが強いとしても香水や柔軟剤の匂いのほうがいいです。
もともと、適度な量の香水や柔軟剤の香りはすごくいい匂いですよね。
過度につけすぎることが問題となっていると思います。
スメハラの違法性
正直、においがくさいからといって、すぐに何かしらの罪に繋がるとは考えにくいと思います。
ただし、エチケットとしてはどうでしょうか?
職場で、においが気になって仕事がはかどらない場合も考えられます。
友達同士で過ごすときも、においが気になってストレスが溜まることもなくはないですよね。
罪にならないからと言って、安心して放置していい問題でないことは明らかです。
スメハラの問題点
スメハラに関しての問題点は、くさいと思っても相手に言いづらいことだと思います。スメハラの定義で、「他人のにおいを臭いと思うこと」としましたが、それを言えないのが悩みどころです。
においの事って仲がよくても言いづらくありませんか?
彼氏や彼女などの意外とパーソナルなことは言い合えるのに、「におい」のことはなかなか言いづらい状況が日本にはあります。
ちなみに私はズバズバ言ってしまいます笑
私の経験上、言ったとしても関係が悪化するようなことはなかったです。(もしこれを信じて指摘して関係が悪化したら、そのときは自己責任で笑)
あと、あまりにも匂いが強すぎる人とは友達にならない性格をしています笑笑
もう1つの大きな問題は、本人がにおいに気づいてないことが多いということです。
私も友達に、においのことを言ったとき、「言ってくれんかったら気づけてなかった」と感謝されたことがあります。
自分のにおいはわかりづらいという意見はうなづけます。
しかし、ほんとに全くわからないものでしょうか?
例えば、口の中が乾燥してくると口がくさくなることがあります。
そんな時、口の前に手をあててにおいをかいでみると少しは気づけると思います。
私も、口が渇いたと思ったら必ず水分補給するようにしています。
このように、自分のにおいとしっかりと向き合うことが必要だと思います。
どうしても自分のにおいがわからないのであれば、くさいにおい(ワキガなど)を記憶して、それと似たにおいが自分から発していないか確認することを提案します。
最後の問題として、本人がその匂いを良いにおいだと思っている場合があることです。
特に、強い香水や柔軟剤を使っている場合にあてはまります。
本人はあえて好きで使っているけど、周りは「くさい」と思っている場合です。
これも、相手に直接言ってみることが必要だと思います。本人は好きで使っているので、変えてくれない可能性もあるかもしれませんが、裏を返すと、その香水や柔軟剤を使わなくなるだけで問題は解決すると思います。
周りに迷惑をかけてまで、あえて強い香水をつけてくる人はなかなかいないと思います。
まとめ
スメハラに関する問題を解決するためにも、まずは思い切って相手に言ってみることが大事だと思います。
言わないことには改善しない問題です。
それと同時に、自分のにおいも今一度確認する機会をもってみてはいかがでしょうか。
以上、ありがとうございました。